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冬は冬らしく

今冬は暖かくて過ごしやすいって声もありますが、暖かすぎて大丈夫なのだろうか?
と心配になるほどです。

らしからぬ冬、1月6日二十四節気の「小寒」も過ぎ、これから「大寒」までに凍る冷え込
みがやってくることに大きな期待がかかっています。もしも、お山にも雪が降らないまま
冬が終わってしまうと、山からの雪解け水がなく田植え時期をむかえ、深刻な水不足問題
につながります(´-`).。oO

意外なところでは、ミツバチへの影響です。暖かい陽気のため、冬にもかかわらず飛び回っ
てしまうと体力を消耗し、力尽きてしまい、本来、活躍する春の季節にミツバチの数が少な
くなり、農作物などの受粉の手助けをしてもらえなくなる心配もあるそうです。

厳しい寒さの冬だからこそできる、上質な天然寒天・凍り餅・凍り豆腐作りは、地域なら
ではの食べ物です。旬の時季にしか作れない・食べられない食べものって数少なくなって
いますね。
茅野市では「天然寒天」作り最盛期
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天下の「諏訪大社式年造営御柱大祭」奥山から切り出した巨大モミの木を大勢の氏子が曳
き、各神社の四隅に建てる伝統の祭りが催される申年!!!
過去から未来へと連綿と受け継がれる伝統も、現代でしっかり守っていきたいですね。
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季節感がなくなっている近年、五感で判る気候「冬は冬らしく」「春は春らしく」「夏は
夏らしく」「秋は秋らしく」であってほしいなぁ~としみじみ思います。

2016-01-09 | Posted in ブログNo Comments » 
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